県民歯と口の健康プラン

1.計画改定の趣旨

高齢化が進む中で将来を見据え、乳幼児期からの生涯を通じた歯科疾患の予防、口腔機能の獲得・保持等により、県民が心身ともに健やかで心豊かな生活ができる社会を実現することが重要であり、また、全身の健康と歯科保健医療との関係が科学的に解明されるなど、歯と口腔の健康が健康づくりの基本であることが改めて認識されてきています。

このため、県では、県民の歯と口の健康づくりの目指すべき方向と、これを実現するための施策等を総合的に推進するため、県民歯の健康プランを改定し、『県民歯と口の健康プラン』を策定しました。

2.計画のポイント

(1)計画の基本目標

生涯を通じた口腔の健康及び口腔機能の維持・向上の観点から「8020運動」をさらに推進

 

(2)基本方針

以下の内容を基本方針として、ライフステージごとの特性等を踏まえ、生涯を通じた切れ目のない歯科口腔保健対策の推進を図ります。

◇歯科疾患の予防

◇口腔機能の獲得・維持・向上

◇要介護者、障害(児)者等への歯科口腔保健の推進

◇災害発生時の歯科保健医療対策

◇歯科口腔保健の推進を支える環境整備

 

※「8020運動」とは

生涯にわたり自分の歯で何でもおいしく噛んで食べられるように「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動